宝酒造

検索

TOP
課題と解決策
商品情報
お役立ち情報
オンラインセミナー
サポート&サービス
各種お問い合わせ
TOP
課題と解決策
商品情報
お役立ち情報
オンラインセミナー
サポート&サービス
各種お問い合わせ
戻る
戻る
加工・業務用調味料TOP
おいしさづくりの基礎知識
かつお節のはなし

おいしさづくりの基礎知識おいしさづくりの基礎知識

かつお節のはなし

目次

  • かつお節ができるまで
  • かつお節のうまみ
  • かつお節の香り

かつお節ができるまで

かつお節の製造工程は原料であるカツオを3枚におろすことからはじまります(生切り)。その後、籠立て、煮熟、焙乾、あん蒸工程を経たものが荒節となります。荒節の表面を削り、カビ付けしたものが枯節となります。

焙乾工程

焙乾工程には、「手火山(てびやま)式」、「炊納屋(たきなや)式」、「焼津式」の3通りあります。「手火山式」は最も古い方法で、掘り下げた地面で薪を燃やし、その上に煮熟したかつおを並べた籠を積み上げて焙乾します。かつおが煙を浴びやすく、燻臭が強いかつお節に仕上がります。「炊納屋式」(別名「急造庫式」)は、2~3階構造の焙乾室の1階または地下で燻煙を起こす方法で、手火山式の大型版です。手火山式と同様に、燻臭がつきやすいのが特長です。「焼津式」は、燻煙をファンで強制的に循環させる近代的な方法です。他の方法よりも燻臭は弱くなりますが、その分、かつお本来の風味を楽しめます。

〈商品紹介〉 かつお節調味液 だししるべK-薩摩 >

〈商品紹介〉 かつお節調味液 だししるべK-焼津 >

かつお節のうまみ

かつお節のうま味成分である「イノシン酸」は、かつおが生きている間にはほとんど含まれません。イノシン酸は、かつおの死後一定時間後に下図のような変化を経て生成し、さらに時間が経過すると、イノシン、ヒポキサンチンへと、うまみのない成分に分解が進んでしまいます。かつお節の製造における「煮熟」工程は、イノシン酸分解酵素を失活させ、うま味成分を最大限に残すという、まさに先人の知恵です。 他にも、かつお節にはグルタミン酸やヒスチジンなどのアミノ酸、乳酸などの有機酸といった様々な呈味成分が含まれ、これらがかつおだしの中で複雑に絡みあうことで、うまみ、コク、まろやかさなどが引き出されています。

かつお節の香り

かつお節の香りは非常に複雑で、300種類以上の有効成分の組み合わせで形成されています。荒節の香りは、主に3種類に分けられます。

枯節は、荒節の表面を削ることで「燻臭」の総量は減少します。また、 カビの作用により一部の燻臭成分が変化し、よりマイルドな燻臭になります。

〈課題と解決策〉 かつお節の風味を強くしたい >

〈課題と解決策〉 めんつゆの燻臭を強くしたい >

〈商品紹介〉 かつお節調味料 >

〈商品紹介〉 かつお節だし >

出典

  • 藤村 和夫 著,『だしの本』,ハート出版
  • 伏木 亨 著,『だしの神秘』,朝日新聞出版
  • 『日本料理店のだし図鑑』,柴田書店
  • 太田 静行 著,『だし・エキスの知識』,幸書房

おいしさづくりの基礎知識にもどる

各種お問い合わせ

  • 受託分析の
    お問い合わせ
  • 商品に関する質問
  • サポート&サービス
    について
  • その他のお問い合わせ
会員登録 会員限定ページをご覧いただけます
カタログダウンロードはこちら
  • ご利用規約
  • ご利用環境
  • 個人情報保護に関する基本方針

宝酒造

false